ノラン ナラン_コリア

君と私で日本人が少ないところへ行きたい!韓国在住者ノランがお届けする韓国生活情報。

【旅行】結局「渡航中止勧告」って?

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じつは3/30に韓国に住んでる友人(日本人)が日本に一時帰国することになって以来、日韓の渡航についての条件が気になっていました。

遠距離をしている国際カップルは他のこと+α心の支えといつ会えるかわからないのは辛い問題です。今回引き上げられた危険レベルによって海外には行けないのか、韓国を中心に取り上げたいと思います。

 

感染症危険レベルの引き上げ 

3月31日から日本の外務省は多くの国と地域に対して
新型コロナウィルスの影響で感染症危険レベルレベル3:渡航中止勧告 に引き上げました。

今回発表された感染症危険情報は今回のコロナの件で掲載が始まったようです。
そもそも外務省の海外安全情報や、レベル、渡航中止勧告
なんて、あまり聞き慣れないかもしれませんが、旅行に行く前には必ず確認することをお勧めします。個人旅行の場合には特にご自身で安全情報を調べることが大切です。

海外安全情報における、「レベル」とは?

外務省では通常海外安全情報として、地域の安全度=治安をレベル分けして掲載しています。数字は1~4に区分されており、数字が多いほど危険度が高くなります。

レベル1:十分注意してください。

レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)

レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

※レベル表記なしの場合は特出事項がない場合です。

韓国の場合は全土に置いて「レベル表記なし」、治安について特別注意しなくてもよいだろうということです。もちろん、海外ですので「安心していいですよ」という意味ではありません。自分の身は自分で守る行動が前提です。

感染症危険レベルとは

レベル1:十分注意してください。

レベル2:不要不急の渡航は止めてください。

レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)

レベル4:退避してください。渡航は止めてください。(退避勧告)

感染症危険レベルの場合でも危険レベル別は同じようにされています。現在は全世界に対し、レベル2を設定しています。韓国全土を含むアジアや大洋州、欧米諸国…
はレベル3に引き上げられました。

レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)とは

「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」
その国・地域への渡航は,どのような目的であれ止めてください。(場合によっては,現地に滞在している日本人の方々に対して退避の可能性や準備を促すメッセージを含むことがあります。) 

出典:外務省 海外安全ホームページ


感染症の場合、韓国を含む多くの国が対象となっています。
治安はいいし、ウィルス自体は目に見えないのでわかりづらいかもしれません。

地域の安全度=治安 レベル3の場合はどうでしょうか。
麻薬取引や不法入国が横行している東南アジアの国境地域や内戦が続いている中東の地域に対して出されています。

そこにいったら命に関わる問題が発生する可能性があることは一目瞭然ですね。

私が東南アジアを旅行中に感じた
レベル2までのエリアは「お金を渡せばどうにかなる」
レベル3以上は「お金を渡してもどうにもならない可能性がある」という印象です。

で、結局韓国に行けるの?行けないの?

結論からいうと、ビザがあれば行けます。
でも乱暴に言うと「行って死んでも知りません」
または行って帰ってきて「病原菌扱いされても知りません」ってことかな。

韓国は4月1日から、海外からの入国者を本拠地や国籍に関係なく14日間隔離の義務化が決定しました。 隔離施設が必要な場合には費用は自己負担しなければなりません。

日本へ帰ってからも14日間の自己隔離が必要になるので28日は潰れてしまいますね。
あまりにも現実的ではない旅程になることから、全世界で短期旅行者はお断りしたいという状況でしょう。
 

わたしの友人はいつになったら帰って来られるかな…

全世界の多くの人が経済的に困り始めていて、私ももちろん該当してます…。
(元同僚がコロナのせいで派遣契約を切られたって聞いてゾワっとしました。)
韓国では電子マネーで国民に手当てをあげようって政策が出ているみたいだけど、どうせ外国人には関係ない話かな。

参考

海外安全ホームページ: 危険・スポット・広域情報