【釜山】韓国の天然温泉を味わうホカンスデートは東菜で
「のんびり温泉行きたいね。」
そんな一言で決まったホカンスデート。
◆ホカンスとは
ホテルとバカンスを合わせた造語。
ホテルでバカンスを過ごすためだけに宿泊することをいい、近年韓国でブームになっています。最近ではモーテルに宿泊するモカンスという造語もあります。
ホカンスといえばオーシャンビューが綺麗なホテルやプールがあるホテルなどのイメージがありますが、我々は海よりも疲労回復!アラサーともなればお風呂屋さんの良さや温泉の良さが身に染みてくるものです。(笑)
ということで釜山市内で天然温泉気軽に楽しめるホテルでホカンスをしてきました。
◆ホテル農心(ノンシム)
ノンシムってどこかで聞いたことありませんか?
そう!辛ラーメンやノグリなどラーメンで有名な韓国の大企業です。
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コレコレー。
ホテル農心はそのノンシムが経営するホテルです。
ラーメンも美味しいですが、ラーメン屋さんのホテルもなかなか素敵だったので残してみます。
◆お部屋
日本人と韓国人のわたしたち。
ホテルに行くたびスリッパなど履き物を履いたままや履き替えてというのがいつも面倒に感じていました。お洒落なホテルは洋式が多く、また履き物も必須…。
そこで、靴を脱いでくつろげるオンドルパンにしました。
和洋室ならぬ韓洋室になっており、オンドルにベッドが置かれています。
靴は脱ぎたいけど、ふかふかのベッドがいい!というわたしにはぴったりでした♡
◆釜山の天然温泉
実は韓国にも天然温泉があるって知っていましたか?
釜山には東菜(トンネ)温泉という温泉があり、ホテル農心に併設したスパ「ホシムチョン」で気軽に楽しむことができます!※동래(トンレ)と書きますが、トンネと発音。
ホテル農心のホームページによると…
東菜温泉はアルカリ性、弱食塩泉、マグネシュウムを含んだ温泉で、無色透明の水質が特徴です。トンネ温泉は46~60度の高温が自慢でリュウマチ、神経痛、腰痛、筋肉痛、外傷性の後遺症、冷え性、婦人病などに効果があると言われています。東菜温泉は数百年の間、使用しても枯れることのない豊富な水量と良質の温泉水を保有しています。ホシンチョンには100%自社開発した温泉で汲み上げる天然の温泉水だけを供給しています。
しっかり高温の温泉が湧いていて効能も期待できちゃう。
しかも宿泊客以外も利用できるから、日帰り温泉も可能です!
◆ ホテル農心併設 ホシムチョン(温泉スパ)
ホテル農心に併設の温泉はホテルの2階から直結で、外に出ることなく行くことができます。
多くのスパやサウナなどでは入り口で入場料を払った後、ロッカーキー、タオルとチムジルパン用の服を渡されます。ここのホシムチョンでは入り口ではロッカーキーのみを渡されます。
タオルは大浴場の出入り口に置かれており、自由に使うことができます。コレがまたふかふかで…さすがホテルのスパ!そしてチムジルパンを利用する場合は脱衣所のおばちゃんに申し出ると服を貸してくれます。
もちろん内部は撮影禁止のため写真をとることができませんでしたが…
男女混浴かと思ってしまうくらい本当に広くてびっくり!
ホームページの情報によれば3000人も収容できる4300㎡の広さを有するとのこと!
さらにお風呂の種類も豊富で韓方(ハンバン)のお風呂がたのしめるのも韓国ならでは。
お風呂やサウナのあるところに突然25mプール。そして目の前に大型ビジョン。
大画面で雄大な自然の映像がエンドレスで流れています。
裸にゴーグルで泳ぐお嬢さんにもカルチャーショックをうけました。(笑)
それともう一つびっくりしたのが…シャワーエリア付近にいくつか便器があること。
広い大大浴場のなかでは脱衣所のトイレまで間に合わないことを想定しているのでしょうか…。便利!でも仕切りが少々透けるすりガラス…。
スパの内部が気になる方はぜひ公式に写真があるので覗いてみてください。
◆食堂・チムジルパン
食堂とチムジルバンは男女共有スペースなのでここからはカップルで一緒に楽しむことができます。
食堂ではノグリちゃんがお出迎え。ノグリグッズも買うことができます。
ぬいぐるみやペンケース、タオルなど。ノグリちゃんファンにはたまらない品揃えです。
さて、お食事メニューをチェック!
さすが農心!トップのメニューは辛ラーメン・マッチャンポンラーメン。
あんなに推してたノグリちゃんのラーメンはないんかい!
全体的な食事スペースに清潔感があり、さすがホテルのスパだなあと感心してしまいました。日本語でパネル注文も可能!その分一般的なチムジルパンやサウナなどに比べると食事の価格は1.5倍くらいでしょうか…肌感覚ですが…。
わたしたちは夕食前のラーメンを食べたい気持ちをこらえてお決まりのシッケとたまごをたべながらチムジルパンの休憩スペースでゴロゴロしました。平凡なデートが結構良かったりするものです。
(チムジルウェアがギャルっぽいカラーリング)
だいすきぐいぐい系マッサージ機!ほどよい揉みほぐし感がよかった〜!
チムジルパンの追加料金や、たまご、シッケ、マッサージ機の支払いはロッカーキーに内臓されたチップで認識され、返却時に支払いをするシステムになっています。
◆朝食ビュッフェ
朝食ビュッフェには辛ラーメンはありません(笑)
ホテルの平均的なビュッフェという感じでした。
オーダーしてから作ってくれる、オムレツがあったのに…気づかずに食べ逃しました…。
コロナ対策でビニール手袋必須のビュッフェにはちょっとした安心感がありました。
◆結論
同性の友達や家族とくるのがおすすめ!
残念ながら、水着を着て入る混浴はありません。
ホテルからスパまで全てを一緒に楽しむなら同性と一緒がいいでしょう。
最高のお風呂とのんびり具合、ぜひ日本の家族と一緒に来たい!と思いました。
カップルユースは?
ホカンスとはいえ個人の時間も尊重したい、ノランパランカップル的には満足でした!
ちなみにホテルに宿泊する場合は、ホテルの部屋で使える水道水は全て温泉水らしいのでお部屋で温泉を楽しむのもありかも?!
ぐだぐだ、ホカホカ過ごすには最高のホカンス。
贅沢な時間を楽しむホカンスというよりはのんびりマイペースに過ごすのにおすすめです!
釜山は海だけではありません♡
少しずつ寒くなるこの季節、釜山の天然温泉を楽しんでみてはいかがでしょうか。