【ソウル】日本に帰ってきても忘れられないプデチゲ
日本に帰って来て早2ヶ月、パルガンマッ＝赤い味が恋しくなります。
なんともカブれたなあと思うのが、ストレス発散に辛いものが食べたくなる体質になりました。しかも辛ラーメンでは満足いかず逆にストレスになる日々。
辛さの奥にも旨味があるのがパルガンマッ！
釜山にいても、日本に帰ってきてもずっと食べたいなあ
と思っていた本当においしいと思ったプデチゲ屋さんをご紹介します♪
◆プデチゲ(부대찌개)とスパム
スパムやソーセージなどを辛いスープで煮込んだ鍋料理。
プデチゲのプデとは部隊を意味しており、米軍の部隊から流入したスパムやハムなどの食材を使ったことが始まりだと言われています。
メイン食材のスパムは韓国で一人当たりの消費量がアメリカよりも多いという噂も。
スパムは老若男女に人気で、常に贈り物ランキングの上位にランクインしています。
老若男女に愛されているスパムとカプサイシンのコラボは最強の国民食と言っても過言ではないでしょう！
余談ですが、私の大好きな映画「猟奇的な彼女」にもチャテヒョン演じるキョヌが友だちと新村でプデチゲをつつく姿が描かれています。残念ながらそのプデチゲ屋さんは無くなってしまいましたが…。
今回訪れたのはまたしても「美味しい奴ら(맛있는 녀석들)」で紹介されたお店。
この番組の信者なので、美味しそうだと思ったお店には積極的に行っています。(笑)
◆お店・メニュー
お店はソウル8号線の東端、アムサ駅から歩いて5分ほどの商店街の中にあります。
店内は平日だというのにほぼ満席でした。
隣の席ではおじさんたちが昼からプデチゲで一杯やっています。
メニューはディナータイムのもののよう。
昼でもお願いすれば行けるかもしれません。
「美味しい奴ら」によれば、シメのベーコンポックンパプが美味しいとのこと。
スパムの旨味と赤い味がたっぷり滲み出たお出汁とバターの風味が絶妙…だと…ごくり。
◆ランチメニュー
わたしたちは昼に行ったため、メニュー表を見る間もなく自動的にプデチゲランチが発注されました(笑)
専門店へ行くと人数を確認して、注文するメニューを聞いてこないことが9割です。韓国の食堂あるあるですね。
ランチは一人前7000ウォンで、ご飯とパンチャン(おかず)がついてきます。
パンチャンで出てくるもやしはそのまま食べるのもいいのですが、チゲに入れるとスープとシャキシャキの食感を一緒に楽しめます。
中央に見えるのはセリです。韓国では鍋料理でおなじみの具材です。
煮込んでもくたびれないシャキシャキとした食感が食欲を増進します。
ピリ辛の中にもスパムの塩気、出汁の旨味が染み渡っていて最高です。
最後にポックンパプ(チャーハン)を、と思っていたのですが…
ランチでは到底追加トッピングなどを頼める雰囲気がなく、お腹も八分くらいだったので断念しました。
美味しそうにぐつぐつ煮えたプデチゲを目の前にすっかり写真をとることを忘れてしまいました…。すみませんんん！
参考までにこちらをどうぞ。
ここのプデチゲは今まで食べたどこのプデチゲよりも美味しくて、日本に帰国した今でもたびたび恋しくなるお味でした。
機会があったらぜひプデチゲを味わってみてくださいね！
◆お店の情報
チョロンイコモプデチゲ／초롱이고모부대찌개
住所：ソウル市カンドン区サンアムロ11キル4／서울 강동구 상암로11길 4
