【隔離生活】D-0後編 8/5現在 コロナ検査と成田空港到着から入国の流れ

出発日の長い1日を前編と後編に分けてご紹介します。

この記事では特に入国に機内から入国までの流れについて詳しく書いていきます。これから帰国される方の参考になれば幸いです。

仁川空港出発から搭乗について詳しくご覧になりたい方は前編をご覧くださいませ。 

nolang.hatenablog.jp

◆タイムライン

ー前編ー

5:30 起床
6:00 出発
6:30 空港着　チェックイン〜ドロップ
7:00 出国手続き
7:22 出国エリアで軽食
8:35 搭乗開始
9:00 定刻通り出発

ー後編ー
11:20 定刻通り到着
11:30 下船後、案内員に付いていく
11:35 コロナの検査待機〜検査
11:52 検体回収終了
11:58 滞在先や移動手段について口頭確認
12:06 指定場所にて待機開始
13:12 検査結果呼び出し
13:30 陰性確認後、検疫、税関通過
13:35 入国

◆機内

わたしが利用したのはアシアナ航空OZ102便。

機内では通常の税関申告書の他、到着後の過ごし方などについての3枚の書類を受け取りました。

1.入国される方へ検疫よりお知らせ（オモテ・ウラ）

2.質問票（オモテ・ウラ）

ブレッ。酷すぎてすみません(;;)

内容は出発国、到着便名、日本国内滞在先、発症者との接触歴、現在の症状などについての質問です。

入国後は14日間自主隔離が必要となります。自宅またはホテルにて可能です。
わたしは家族の仕事上、自宅での対応が難しかった場合、アパホテルに泊まろうと思っていました。電話で確認したところ陰性の確認が取れたら宿泊できると言われました。

 3.LINEアプリ等を活用した健康確認 個人情報の取り扱いに関する説明兼同意書

ちなみにラインを利用した健康状態の確認は、日本国内の携帯電話番号と連携したラインアカウントのみ利用が可能です。
ラインで対応ができない場合メールアドレスまたは電話での対応になるそうです。
（帰国後3日目なのにメールが来ないが、何を確認しているんでしょうか…）

◆到着

飛行機から降りたら案内員に着いて行き、コロナ検査の受付をします。
検査受付では、出発地や機内で記入した書類について簡単に確認をされます。
そのため機内で配られた用紙は全て記入しておくとスムーズでしょう。

なおここで使えるお手洗いは１つだけオープンしていました。
これからお手洗いに行ける状態になるまで少しかかるので、先に行っておいた方がいいですよ。と言われました。

◆検査

係員が数人、つい立ての並んだスペースに案内されます。
ソーシャルディスタンスを保ちながら、検査に向かいます。 

鼻にながーい棒を挿す検査を想像していたのですが、全く痛みのない、唾液検査。
抗原検査といってPCR検査ではありませんでした。
唾液をケースに一定の量まで入れたら、蓋を閉め、提出して終了です。

◆書類確認

待合スペースの席札を渡されたのち、入国後の過ごし方について口頭説明があります。
待機場所や送迎方法について記入した内容を確認し、要請書にサインをします。

◆検査結果待ち

検査待ちのスペースはベンチが並んでいます。ひと席置きに座るよう指定席になっています。

スペースの一角には軽食が置かれ、自由に食べて良いとのことでした。
家族連れもいましたが、全体人数が少ないことや、飛沫感染予防のためもあり待合スペースは静かでした。

わたしの場合、アシアナ航空（スターアライアンス）だったので、成田空港第一ターミナル南の端のスペースでした。
以前このゲートからシンガポール航空に搭乗したのを思い出しました。通常は空いている売店も、もちろん閉まっています。

◆検査結果

検査結果が出ると館内放送にて、検査番号(写真モザイク部分)で呼び出しをされます。
案内に沿ってゲートに向かいます。
最終的な 国内滞在地＝隔離場所 や 連絡先 などの口頭確認が行われます。

その後さらに移動し、結果用紙を受け取ります。
陰性の場合は赤、陽性の場合は青の用紙を受け取ります。

◆入国

陰性の場合はこのまま通常の入国と同様の手続きです。
私は陰性でしたので、検疫(体温サーモグラフィー)を通過し、自動ゲートにて入国。
ターンテーブルから荷物を引き上げ、税関を通り入国となります。

検疫では係員が検査結果用紙（赤か青かを）確認していました。
陽性だった場合はここで対応されるのかもしれませんね。

◆送迎待機

インフォメーションに確認をしたところ、家族、知人の送迎まで時間が空く場合でも特別な待合スペースありませんでした。私の場合は到着階のベンチで８時間近く家族の迎えを待つことになりました。(涙)

◆成田空港の無料Wi-Fiは使える？

Wi-Fiは入国前の出国エリアのみ使うことができました。

入国後の到着階では接続することができませんでした。
そのため出発前の国で日本のシムカードを購入することをおすすめします。
または到着後、自動販売機にてシムカードを販売していますが、結構高くつきます。

◆所要時間

わたしは水曜日、午前11時ごろ、成田空港第一(南)到着。
到着から入国までの時間は2時間程度でした。
あらゆる所要時間は混雑状況によって前後すると思われます。

◆参考サイト

帰国前はこちらのサイトで入国までの流れを確認しました。
随時更新してくださっているので参考になります。

www.iace-usa.com

IACEさん、旅行会社時代にもお世話になった会社さんで信頼感があります。

ですが、検査状況や入国などに関しては流動的です。
確実な情報を知りたい場合には日本国内の厚生労働省にお問い合わせするのが良いと思います。

（元旅行会社社員からすると、そこで手配していないお客様は旅行会社に聞かないでほしいものです。情報管理をしていない方に対して、状況等把握しておらず正確にお答えできないためです。まあお金にならないので、というのも正直な理由です。）

◆まとめ

・コロナ検査の受診まで待機時間

わたしの場合下船後３０分ほどでしたが、混雑状況によってことなります。
飛行機の到着が多い時間帯はさらに時間がかかる可能性があります。 

・成田空港でのコロナの検査方法

唾液を試験管に入れて提出する抗原検査。痛みはありません。
PCR検査ではありません。

・結果が出るまでの時間

わたしの場合、待機場所でおよそ1時間ほど。
こちらも到着便の混雑状況によって変動があります。

・検査結果の待機場所の設備の有無

噂の(?)ホテルへの案内はなく、ターミナルの指定されたベンチ(＝待機場所)で待ちました。そこには軽食や飲み物が準備されていました。

・送迎の待機場所

家族の送迎などを待つための特別なスペースはありませんでした。
陰性だった場合通常のように検疫や税関を通って入国することができ、空港内のパブリックエリアが利用できます。

・入国後の空港のお店はやっている？

到着階のコンビニは営業していませんでした。わたしは到着階から出なかったためレストランスペースはオープンしているのかわかりません。
長時間送迎の待機をされるかたは何か食べ物を持っておくことをおすすめします。

・交通手段の手配は？

家族、知人の車送迎が可能。または事前に専門のハイヤーを予約するか、レンタカーの利用が可能だそうです。レンタカーはカウンターが一つのみ営業していましたが、通常よりも準備台数が少ないと話しているのが聞こえました。事前に予約するのが安パイだと思われます。（とはいえ検査時間で前後するから予約しろと言われてもですよね…。）

・14日間の隔離場所は？

自宅及びホテルで可能だそうです。
都内アパホテルの場合14日間で6万円程度でした。

・最終的な行動は個人の責任に任されている

入国後は特別待機場所などがなく、個人の責任に任されています。
到着階のバスチケット売り場は閉鎖、地下鉄へ降りるエスカレーターにはスタッフがいました。ですが、入国した人をすぐに囲い込んで確実に送迎車に載せるなどの徹底はされていませんでした。

わたしの場合は入国までに丸1日かかると覚悟して行ったので、あまりの速さに拍子抜けしてしまいました。ですが、すぐにバスや電車に乗れるわけではないので注意が必要です。

なにかご質問があれば、体験談を元に可能な限り回答いたします。
今後帰国される方々のためにもコメント欄にお気軽にどうぞ☺️

※8月5日現在、成田空港からの入国体験に基づく情報です。